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ねはんやの日記

大分の温泉町「長湯温泉」で小さなお店を始めました。

悩める人々

ここ最近、

仕事で行き詰まり、心も体も疲弊し、、なのでまとまった休みを取ってふらっと旅に出て長湯にたどり着いたという男性が続けて来店された。二夜連続である。

1人は、疲れた心がダイレクトに顔にも伺え知れ、少し可哀想なくらいだった。仕事が忙し過ぎて、プライベートを楽しむ余裕もなく、先が見えずに行き詰まっている様子。

もう1人は、礼儀正しく一見ハツラツとしたお兄さん。でも話を聞くうちに、仕事に対する理想と現実の狭間で葛藤し、心が疲れてきたから旅に出たらしい。

気の利いたアドバイスなどあまり出来ない2人。でもじっくりと話を聞き励ましの言葉を贈ると、自然と笑顔になってくれて足取りも軽く帰って行かれた。

旅先の知らない店で知らない人に話をする。誰かに話をするだけでも心のもやもやというものは少しは解消されるものだよね。

そういった人たちに寄り添って、癒しの時間を提供できたなら、長湯での滞在がエナジーチャージになったなら、この地で店を出した我々としては本当に嬉しい限りである。

長湯って、人を癒す力のある魅力的な町なんだなぁ。改めてこの場所の凄いパワーを感じる今日この頃。そんな自分達もこの場所に癒されて暮らしているんだけれど(^_^;)

雲の向こうは、いつも青空。

彼らの今後の人生が、もっともっと輝きますように。

 

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