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ねはんやの日記

大分の温泉町「長湯温泉」で小さなお店を始めました。

桃太郎さん


初調査の夜、長湯温泉で唯一の居酒屋「桃太郎」さんに聞き込みという名目のもと、お酒を飲みに行く。

恐る恐る、「あのぉ、私達、ここでお店出したいと思ってて。。」とおかみさんに話しかけて見た。そしたら、「あそこの家が空いちょるわ。」「いや、店するならあそこもいいかしれんなぁ。」と、快くいろんなことを教えてくださった。昔はスナックや居酒屋がもっと沢山あったが今では桃太郎さん一軒だけ。お店は少しでも増えた方が活気も出るし長湯の町にとっていい事だから是非頑張ってほしいと言って下さった。

しまいには支所長さんまで紹介され、なんかよく分からないけど言われるがままとりあえず直入支所に突撃訪問。
支所長さんから、市の補助金制度のこと、町おこし協力隊の事など、たくさんの情報を収集できた。
ついでに、他の物件も紹介してくださって。
選択肢が増えてさらに悩むわ(笑)
でも、いろんな助言を下さりありがとうございました。
また、支所長さんを紹介してくださった「桃太郎」のおかみさん、おとうさん、ご親切にありがとうございました。

色々調査をして感じましたが、長湯の方はとても好意的。小さい町なので、よそ者が入ってきて店やるなんて言ったら余りいい感じには取られないのかと思っていたけど、違いました。

皆さん親切にあれやこれやとお世話してくださいました。有り難い事ですね。

地元の方が好意的でなかったら多分長湯は諦めてただろうな。

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ここから始めます。

なぜこの家にしたかと問われたら…
なんとなく。惹かれてしまったから。
古くて風情があるわけでもなく、新しくもなく、店にするにはなんとも中途半端な具合。
しかしなぜか惹かれてしまったのだった。
どこか久住九重近辺でいい物件ないかなぁと周辺の自治体の空き家バンクをあれこれ見ていたところ、発見。
間取り図を見る限りではなかなかいい感触。
でもまぁ中を見てみないことにはね。
てことで、
5月、物件の下見&長湯温泉視察。
物件は店舗部分が意外に狭くて、トイレもない。店舗の隣に謎で不気味な物置があり、その壁をぶち抜いて広くしてトイレも作って。なんてしてたらかなりの改装費がかかりそうな予感。
こりゃダメだよ〜。

そして、長湯温泉に一体どれだけの人が来るのだろう。全くの未知数。
なので地道にメインの温泉施設に一軒一軒聞き込み調査。うむ、思ったよりも客は来ている。
当然の事だが、重要なのはそこに需要があるかどうか。
需要は重要だよ。
平日、土日の昼・夜の人の行き来。その後の調査で、なーんとなく需要はありそうな。多分そんな気がしてきたのでした。

つづく…

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