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ねはんやの日記

大分の温泉町「長湯温泉」で小さなお店を始めました。

奄美の黒糖焼酎

 寒波の雪の翌日。最近めっきり観光客が来ないな…と思っていた矢先、浴衣姿の観光客が来てくれた。注文を伺っていたら、、あれ?以前も来てくれた方に似ている。

奄美ご出身の方ですよね?と尋ねる。そうですー、覚えていてくれて嬉しいです!とお客様。とても焼酎好きな鹿児島は阿久根にお住まいのご夫婦で、奄美黒糖焼酎の話で盛り上がりどこそこの焼酎が美味しいよと教えてくださった。また今度来た時は黒糖焼酎持ってきますね。と言ってくれました。

そしたら本当に今回黒糖焼酎をお土産に持って来てくれたのです。びっくりやら嬉しいやら。

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早速みんなで試飲会を。

まずは、黒糖焼酎の代表格「里の曙」昔旅した奄美を思い出す懐かしい味。フルーティーな味わい。

次は、地元でないと手に入らないらしい「浜千鳥乃詩」これは私も初めて。昔からあり地元の方に支持されているそう。30度あり、なかなか男らしい味がする。

最後は、宇宙麹・宇宙酵母使用「宇宙焼酎ザラブ」なんじゃこりゃー(笑)珍しい逸品!味はどことなく泡盛に似ている。

このご夫婦、前回来られたのが10月末。そして今回が1月末。こんな短期間のうちにまた長湯に来てくれて、なおかつお土産まで持ってうちの店に来てくれるなんて。本当に嬉しい。とてもほのぼのしていて愉快なご夫婦!みんなでおしゃべりしてとても楽しい夜になりました。

また来ますね!と言って下駄に浴衣姿の二人の後ろ姿が長湯の夜道に消えていきました。なんか、いいなぁ。これが長湯のあるべき風景だよなぁ。

前の家のおいちゃんが良くこう言います。昔はな、浴衣姿の泊まり客が下駄をカランコロンして夜な夜な長湯の町を練り歩きよったんよ。寝られんごとあったわ。昔は店が何十軒とあってな。昔みたいに賑わってほしいんやけどなぁ。と。

そうだよ。こういう流れをもっともっと作っていかなくては!そう静かに奮起するP子なのでありました。

阿久根からのご夫婦に感謝。本当にありがとうございました。